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(無題)

 投稿者:魔王  投稿日:2017年 1月29日(日)13時05分4秒
返信・引用 編集済
  【名前】
 月彗 帝_Mikado Shisui_
【性別】
 不詳
【年齢】
 不詳(原初であり原典であり原点である、全ての根源足る存在であるが故齢の測定等は不可能に近い)
【身長】
 176
【体重】
 59
【通り名】
 総てを受け入れた者
【生業】
 人理は途絶えず
   ある少年の一つの可能性。
   『全てを受け入れた』末にこう成り果てた。
   原初であり原典であり原典である、全ての根源足る存在であるもののその全てが不明。
   全てを謎に隠している正体こそがこの生業。
   相手に正体を察せさせない、暴かせない。
   暴かれれば、その正体が何であり、何の為に今此処にこうして居るのか、座に着いているのかが解られてしまうからだ。
 託された遺志
   世界の最後を、終焉を、終末を、全貌を知り、それを受け入れた末にこう成り果てた。
   受け入れた時に傍に居たある少女の願いを、祈りを、望みを託され、遺志として生業になった。
   いかに致命傷を負おうが死ねない。
   死に切れない。
   いいや、少女の願いを、祈りを、望みを叶えるまで死んで溜まるものか。
   災いや呪いの類とすら知る者からは例えられるが、否。
   ――これは、美麗で、非業なる渇望に過ぎないのである。
 全ての始まり
   原初であり原典であり原点である、全ての根源足る存在の所以。
   百を凌駕し書物に登場する英霊達。
   その彼らの生みの親とも例えられ、世界を創世した神の類より先に座に着いていた思念体とすら例えられる。
   〝全てを受け入れた者〟として一天の座に着いて、この世の安寧と平穏を願う。
   ともすればそれは善良なる神のそれか? ――いいや違う。
   根源と言う者は、それを善良だとも思っていない。普通としか思っちゃいないのだ。
   一体彼が何なのか、それを知る者は居ない。
   いいや、一人だけ居るか。
   それは今や戦争屋として生きる、かの災いを帯びた一家の者達だ。
【異能】
 此の総身は人理の礎
   炎か否か、迸る黒と藍の混じった深淵の如し魔力。
   最上位どころか真祖足る者すら扱えるか、天地に渡り十に渡る魔法陣を重ね連ね展開。
   それらを一つに束ね、ひと振りの黒き剣を呼び出す。
   刃に描かれる紅い文様、剣の根元から鍔、持ち手と帯び揺らぐ焦げ付いた黒い布。
   鞘無ければ見ただけで怖気の走るひと振り。
   それは神威。星に迫る外敵を、星の内に潜む外敵を、この世を蝕まんとする害悪を滅ぼす神座の光。
   極光は反転し、ありとあらゆるものを飲み下し、喰らい、消滅させる絶剣と化している。
   元を辿れば人類を守護するひと振り。
   その神威をこうしたのは、誰彼問わずして人類そのものに過ぎない。
 我が渇望は永遠を味わう事也
   時間軸へ干渉し、一瞬、ほんの一瞬だけこの世における時間の流れを停滞させる。
   それは座に着いている者だからこそ成せる所業。
   だが決してこれは停滞した時間で人類を滅ぼそう等と考えて生じさせた異能ではない。
   唯、愛しい人と過ごすその時間を永遠に味わいたいから。
   それだけの美しい渇望から生じた異能である。
   使用したと同時に指定した座標とその空間全土に小型から複重、大型の魔法陣が縦横無尽に展開。
   流れようとする時を押し留めると言うのは、これ程までの事をしなければ例え座に着いている者と言えど成せない行為なのである。
 天下れ神代が泪、其は其れを受け止めし者也
   現代服を基調とした彼であるが、この異能を発動させると同時、世界より与えられた鎧を纏う。
   一見豪奢に見える鎧だが、その伸びる燕尾の如し裾や袖の返しとところどころが煤け、また焦げ付き、今も猶僅かに火を帯びている。
   元来純白と金を下地に織られたエッツェルの王が纏いしそれに近しいものであったが、今やその真逆。
   黒と赤の二色から織り成され、その鎧はかの選定の剣で漸く砕く事の叶う程の強靭と防御性能を誇る。
   また世界より与えられたが故か、異能のそれとして確立した為、常時纏う者に魔力を与え続ける。
   英霊の纏う宝具の如しそれのように見えるが、彼はそれ程までに絢爛で人の生にしがみついて得たようなものではないと語る。
【兵装】
 無銘:日本刀
   彼が腰に佩びるひと振りであり、銘は無い。
   金色の紐で高く括られた漆塗りの鞘に、卵型の雲龍図の刻まれた鍔。
   そうして抜刀された時に見えるその甲冑ごと捌き斬り棄てた過去を持つ白刃。
   総じて無銘であっていいはずのないひと振りだが、銘は無い。
   曰く、あっていいものではない。あっていいはずではないひと振りが故に銘が無いのだと言う。
 無銘:大弓
   彼が背に折り畳んで佩びている大型の黒弓。
   造形は和弓と言うより洋弓に近しい。
   弓自体に魔力を通す伝導経路が刻み込まれており、展開し装備したと同時に青い燐光を生じさせる。
   構え、番える動作をした時点で自動的に矢が魔力で形成され、引き絞られる形となる。
   放たれた矢は高速で飛翔し、着弾。
   魔力を元にしている為、着弾と同時に盛大に大爆発を引き起こす。
【概要】
  ある少年の一つの可能性。
  『総てを受け入れた』方の少年。
  寛容で、名も知らない誰かの為に一生懸命になる事に躊躇いがない。
  基本は現代服をしているが、一つの異能を発動させる事で世界より与えられた鎧を纏う。
  この世の終焉、終末、終端をその瞳で見た者。
  その末に世界を破壊し兼ねない可能性を内部で生じさせたが為に分離。
  受け入れられずに永遠として今も猶学園で座に着く少年と、受け入れ叶えるまで永遠を生きる者として神席の座に着いた少年。
  〝総てを受け入れた者〟として座に着いた少年の力を見た者は居らず、曰く多次元宇宙に弊害を及ぼす程だとか。
【台詞】
  「時よ止まれ――、君は誰よりも美しい」
  「だが、それでも、と。
     座に在る俺は否と告げるだろう。
        嫌だ。認めないと。首を横に振る事だろう。
           嗚呼それが、この世の生きとし者達が望んだ意志と知れ」
 
 

(無題)

 投稿者:魔王  投稿日:2017年 1月14日(土)23時37分55秒
返信・引用
  【名義】
 雅 我楽_Garaku Miyabi_
【性別】
 男
【年齢】
 不詳
【身長】
 172
【体重】
 59
【ユニークスキル】
 魔王:EX
   基〝原初の一〟――アルテミット・ワンの上位互換。
   神席第二席に座している魔術の王。
   普通の魔法使いの一千倍における魔力量を保有し、それらを事細かに扱う事に長ける。
   また異常極まりない魔力量が故に、髪の色素や肌の色素、また瞳の色素等に影響が及んでおり、それらの全てが薄ぼんやりとしている。
 破魔:EX
   〝対魔力〟の上位互換。
   神の座する場である〝神席〟に着いていた者の力。
   元々地上において魔術の探求をしており、その末に〝魔王〟として語られる事となった少年が、神々によって席へと祭り上げられた。
   その末に対魔力のスキルが破魔へと変貌した。
   放たれる魔術や人ならざる力――詰まる所異能の類を直撃した時点で霧散させ、散った魔力片を吸収し、自らの糧とする。
 魔術:A+
   千の魔術を極め、それを自由自在に扱う事が可能。
   中級魔術ならば無詠唱で、それでいて一工程為さずに生じさせる事が可能である。
【クラス別スキル】
 道具作成:EX
   魔力を帯びた器具を作成する事が出来る。
   十分な時間と素材さえあれば、宝具すら作り上げられる。
   但し、作成される宝具のランクは現代の神秘の薄さと現代で手に入る材料に左右される。
 至天の武勲:A+
   一つの時代で最高位の英雄であろうとも、ほんのひと握りの者しか立てられぬ程の武勲の極み。
   どのような戦場においても最高の一手を見出し、常に最高の勝利と栄光が約束される。
   彼の場合、一つの時代で〝魔導を極めた者〟として名を残したが故に獲得した。
 戦闘続行(偽):B-
   魔導を極めたが故に獲得してしまった非業のスキル。
   多くの人の死や悲しみを媒介に完成させた〝賢者の石〟。
   例え最高の武勲を得ようが、結局やった事は非人道的行為者なのだ。
   その禍が降り掛かったか、それがこの身である。
   決定的な致命傷を受けようが、死に切れない。
   死んだ方がマシなレベルでも死ねない。死ぬ事が出来ない。
【宝具】
 宵にて煌く星天の一閃【ヴィヌ・アルマティア・ディアマリア】
  ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:0~10000
  今亡き星断のひと振り。
  神造の兵装であり、その実態は歴史書や教本でしか語られない。
  その所有者足る者が彼であり、それは星へ迫る外敵を滅さんとする神威。
  鋒から柄頭にかけ煌々と光を纏い、その正体を敵対者は知る事は出来ない。
  真名開放と同時に光が振り解け、集中。
  一瞬だが目の当たりにする事の叶うであろうその総身は、唯愚直に、凡百と転がる長剣と同様だ。
  だがその一瞬が過ぎれば雲海を穿ちながら切り裂く至大至高の一閃と化する。
  神は知っていたのだ。
  いかに可憐な装飾を施そうが、結局は鉄火の時代を生きた愚直な鉄剣の方が何よりも美しく、それでいて誇り高い代物であると――。
 黎明に遍き足る朧光よ一つと集え【アヴィヌ・クレール・コンフィール】
  ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:0~∞
  〝宵にて煌く星天の一閃〟と同じく、今亡き星護の光。
  神造の兵装であり、その実態は歴史書や教本でしか語られない。
  その所有者足る者が彼であり、それは星への攻撃を果敢と防ぐ絶対なる守護の神威。
  過去に神威の一つを防ぎ、星の一つを守護した経験があるとか。
 幾多と極光となりて涙天の如く天下れ【ヴィスタン・イシュタール・イクスターム】
  ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:0~10000
  上記の二つの宝具と同様に、失われた星穿の矢。
  神造の兵装であり、それは無数と迫る外敵の全てを鏖殺する星雨の神威。
  天空に幾万と魔法陣を展開し、それらに向け宇宙に漂う隕石を着弾させる。
  それによって上空から一切の燃焼もなく、唯威力のみを以て隕石を降り注がせる事を可能とした。
  天地焼き尽くさんとするその宝具は、限定領域内でのみ使用可能とされ、それ故に彼は上記二つの宝具のみしか普段は使えない。
  過去にそれで一つの星の生命体の五割を消滅させた経験を持つが故に、そのような誓約を押されたのだ。
【概要】
 神代の時代を駆け抜けた魔導を極めし者。
 通称〝魔王〟。
 膨大な量の魔力量と、その功績から神の座足る〝神席〟へと至り、その第二席に着いた。
 その魔力量から髪や肌、瞳の色素が薄れ、何処か存在感すら薄れているようにすら見えるとか。
 また魔力量によるものか、彼の身はそう易易とした死を迎えられないようになってしまっている。
 基本的に緩く、温厚な性格をしているが、臨戦態勢となると星を守護する者としての活躍ぶりを発揮する。
 飄然とした立ち振る舞いをするものの、放たれる魔術の類の全てが極められたもの。
 有する三つの宝具もまた、しっかりと制御された上で振舞われているが故に、彼と相対したらそれなりの覚悟をするべきである。
【台詞】
 「やだなあ、勘弁してくれよ。僕はそもそも君らを争うつもりは毛頭にないんだよ?」
 「ふうん……。そっか、君らはこの星を脅かす魔か。それなら話は早いね。この場で塵芥に抹消して上げるよ」
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2016年 6月28日(火)20時03分40秒
返信・引用
  【名前】
 祇條 禊_Misogi Shijyo_
【性別】
 男
【年齢】
 不明(始まりの絶望から既に三千年以上が経過しているため、最早齢の計測は不可能に近い)
【身長】
 180
【体重】
 60
【通り名】
 不倶戴天の敵
【生業】
 黄金律
   体における絶対的な黄金比ではなく、生きている間にどれだけの金銭がついて回るかの宿命。
   大富豪どころか政府や総理すら凌駕する金ピカぶり。
   一生〝金〟と言う概念から逃れる事は叶わない。
   億どころか兆単位に至る資産が別荘の倉庫に納められているとかいないとか。
 天敵
   始まりは、ある少女の死であった。
   酷く泥臭い少年が今のような虚ろを彷徨う亡霊と化する百年、いいや、考えるのさえ億劫になる程大昔。
   〝不倶戴天〟を獲得する前に得ていた、全人類の天敵。
   人としての唯一の可能性を信じ、神と言う神を屠り、都を築いた。
   その経験から得たは良いものの、望まれたから成し遂げたと言うのに、その結果は神殺しと言う名の大罪を背負わされる事となった。
   いかなる相手であれ、幻惑や強制拘束、権力や威圧による縛りを受けず、十全の性能を発揮する事が出来る
【異能】
 王とは何ぞや
   〝流入現象【フラックス】〟から獲得した、しっかりと彼が生きていた頃に有していた異能。
   『文明の破壊者』『管理者』『万魔を統べた者』――……。
   多くの呼び名を持つ転生者としての証であり、唯一彼の中で〝王〟としての権威を明確化した絶対的な力の顕れ。
   一言で言うならば、彼を彼足らしめている異能。
   開放と同時に数多の黒い鎖が解け、数多の情報が繙かれる。
   その中から今まで己が転生して来た在り方を、振る舞いを憑依させる。
   技術、口ぶり、戦い方とその分幾百通りとあるため、生半可な覚悟で挑んで良い相手ではない。
   ――彼は始まりの王なのだから。
 月鳴
   月の神の名を謀り、彼を不敬か嘲笑した者を殺めた経験から獲得した。
   いつ、どこで、何が、誰が、どのように、などと言う瑣末な問題を一切合切無視し、相手へ跳ね返す。
   無慈悲にありとあらゆる物事を反射させる共鳴の鏡。
   反射、とだけ言えば、近接戦へ持ち込めば良いだけの話だ。
   が、彼の反射鏡は、近接戦へ持ち込んだ相手の打撃や斬撃すら反射し、そのダメージを全て相手へ跳ね返すと言う芸当も出来るのだ。
 加速
   始まりの一歩。
   最高速へ瞬時に至る、その時代の健脚の証。
   殆ど掻き消えるかのようにして移動を始め、瞬間的に相手の背後や懐、死角へと移る。
   元祖〝瞬動〟とはこれの事である。
   また、虚空でも使えるために、かなり多用される異能の一つである。
 不倶戴天
   彼の通り名ともなっている、彼を彼足らしめている災厄の呪い。
   彼がまだ十八の時に獲得し、それ以来歳を重ねずに生きて来た、不老不死の中核。
   今から遠い昔、人類に願われ、縋られ、託され、その末に神を屠った者が居た。
   しかしそれは結果的に神へ牙を剥いた事にしかならず、彼は罰としてその呪いを受けた。
   足首からの再生どころか、粉微塵になろうが次元へ封じられようが突破し、復活する。
   〝生きている〟と言う道理を過去へ繋ぎ、過去から滅ぶ前の生きていた頃の肉体を引っ張って来るため、彼に死は訪れない。
   死する事など赦されないと言う、神様達の呪詛を、まるでそのまま形にしたかのような結果が、彼そのものなのだ。
【特殊異能】
 我、王として問ふ――。
   〝王とは何ぞや〟や〝不倶戴天〟と言った、彼を彼足らしめている異能よりも質の悪い異能。
   絶対的な権限と言っても良い。
   空想や想像、創造や創製と言った物質を生じさせる事に特化した異能を集約させたもので、彼の手によって生み出された物は〝こう言った物だ〟と言う概念が封入されている。
   過程を省略し、結果だけを吐き出す規格外の永久機関。
   兵装や宝具の類、骨董品や美術品、飲食の類であろうが、一切のタイムラグも無しに精製する事が出来る。
   またこの異能によって造られた代物は全て〝本物〟となる。
   造り出せる代物は、20mに至る古鯨すら一撃で仕留める力を有しており、異端や神、害悪や化物に対してはほぼ無敵の力を持つ。
【生み出す代物達】
 鉄が返す石の槍【モンストルス・ジャベリン】
   猛毒の塗られた大きな石の槍を投擲する。
   槍は使い捨てであり、回収せずとも幾らでも精製し、投げる事が可能である。
   猛毒の矛先は地に接触と同時にその猛毒を地表に染み込ませ、大気を汚染する。
   それが狙いで槍を回収しない事もあるのだとか。
 百筋之鑓【ひゃくすじのやり】
   〝万是之太刀〟より〝百筋之鑓〟の方が強いとする、とある鑓使いの名言から造り出した。
   一度に百の鑓を敵へ投擲する。
   百も一気に精製すると言うのに、それにかかる魔力消費は少なく、連続した精製と掃射が出来る。
   加えて、百本に一本、名物を摺り抜ける性質があり、どんな堅牢な盾や障壁であろうが貫通する。
 撃ち崩す傲岸の牙城【ペルシアンキャノン】
   英式殲滅砲シャーリーブラザーズ。
   イランの大砲普及に助力したイギリスの騎士・シャーリー兄弟の名を冠した大砲。
   本来は設置して用いるものだが、彼はそれを数多に精錬し、一斉掃射する。
   重量が仇になっているのなら、物量で押せば良いじゃない、という彼の精神から生じた産物である。
   実力で上回る相手へダメージが加速する格上殺しの装具である。
 大神宣言【グングニル・ヘルブリンディ】
   幾度躱されようが追尾し、相手を貫き、その後に使い手の手の中へ戻る槍。
   筋力だけでなく、筋力と神性の合計値によって攻撃する火力が決まる。
   投擲を躱された場合〝翻って分裂する槍〟と〝即座に手元へ戻る槍〟の二つに切り替わる。
   〝翻って分裂する槍〟は宙空で幾多もの楔に分裂し、対象を切り刻む。
   〝即座に手元に戻る槍〟は次に躱された時、確実に主人の手元に戻る。
 罪の果実【トーブ・ヴラ】
   人類の原罪。
   善と悪の智慧の果実。
   これを食した人間は、既に内在する原罪に加え、新たなる罪咎を被る事となる。
   あらかじめ保有していた加護や祈りは全て消滅し、唯一神に由来するあらゆるバッドステータスが不可される。
   死後、絶対に地獄へ行く事が確約されるのだが、死ねない老いない時点でこの罪咎は無意味の窮み。
   また、逆に食せばそのステータスを強制的に向上させる効果もあるため、全てが全て悪い訳ではないのだ。
   果実を守護する少女の話では『あの人、完全にキチガイね』。
 射し穿つ万魔の悪意【ミリオーネ・ライブス】
   〝継・射殺す百頭〟を根底から改造した、彼特有の装具。
   神代の戦争ギガントマキアにおいては、神々を苦しめた巨人達を屠った装具をそのままに、造形を変貌。
   黒塗りの大弓で、構えから弓を精製し番えるまでの過程を時間軸に干渉する事で省略し、射出する。
   総計、万魔と言うように一万という大量の黒い光線を射出する。
   それらは対峙する者を射殺さんと宙を空気と音を切り裂きながら飛翔する。
 赤十字の白盾【アリマタヤ・ナイト】
   聖人であるアリマタヤのヨセフの血によって描かれた十字の盾。
   ギャラハッドに対する守りの加護が込められており、攻撃を盾で受け、そこに含まれる魔力を蓄積、消費する事で彼を援護する。
 其・巨人の傲岸【ヘカトンケイル】
   ギリシア神話に登場する三人の巨人の名を冠した装具。
   無数の豪腕で一度に三百の大岩を投げ付け、ゼウス達を支援した逸話から確立。
   投影されるは一つの杖。木製の、蔦の樹木が絡み合ったかのような外見で、杖の先端が地に接触したと同時、ヘカトンケイルの投擲した山の如し巨大さの大岩を宙から降り注がせる。
 不滅なる聖剣【デュランダル・トユル】
   天使によって授けられたとされる両刃の片手剣。
   その黄金の柄には聖バジルの血が、鍔の赤い宝玉には聖ピエールの歯が、そして剣身には聖デュニの毛髪、聖母マリアの衣服の一部といった聖遺物の数々がそのひと振りの多く収められている。
   非常に強力な切れ味を持ち、いかなる状況下においても性能が衰えない。
   また本来のデュランダルの改造品であるが故に、星の鋳造者の名の開放によって、魔力を光と風の混じりものに変換し、嵐や災害を鎮圧し、両断する祈りの斬撃を打ち出す事が可能となる。
 確約せし終末の栄光【エクスカリバー・アクト】
   〝約束された勝利の剣〟の根底を塗り替えた、彼しか持たぬ至高のひと振り。
   〝常勝無敗の王は高らかに栄光を謳う。それは、終末を照らす奇跡の証〟。
   人々の想念を星の内で結晶・精錬した末に生じたひと振りの至高の聖剣だが、彼はこれを〝こうであって欲しいのなら、どれだけの想念が必要なのか〟という逆算式に切り替えた。
   となれば、本来星を滅ぼしうる外敵を想定し、星の触覚が星そのものが造り出した兵装であるが故に、その絶大な力を無尽蔵に振り回せるようになれる。
   いかんせん、彼以外にもこれと酷似した星造製の聖剣を有している者は居るのだから、彼がオリジナル化しても問題はあるまい。
   しかしながら流石に聖剣の原典を組み替えたのは不味かったのか、今度は星の使徒から狙われているのだとか。
   この剣自体、元は所有者の魔力を光に変換し、集束と加速を繰り返し生じた運動量を更に増大させ、光の断層による斬撃を放つ代物だ。
   が、彼はこれを集束と加速の繰り返しの後に生じる絶対的な力を剣身に搭載したバックアップシステムこと〝魔力炉〟に集約させる事で、そのエネルギーを纏ったまま振り回せるようにしたのだ。
   これによって彼の斬撃は、全てが対星の外敵の閃きと化している。
   元来勇者が手にする聖剣とは、実質こう言うのが本来の在り方なのかもしれない。
 王のみに赦された神殺しの剣【ディーダトリア・デロリアン】
   総計十二基のチェーンソーが装着された超大型近接装具。
   彼が『いやいや、神殺しならチェーンソーだろ』と言う事で開発した、規格外の変態装具。
   利き腕の右腕の装着し、後は制御・エネルギー供給用のアームを背に投影されるジェネレーターに接続。
   十二基のチェーンソーを右腕部に円系に並べ、ドリルのように回転させつつ青い炎を撒き散らして突撃。
   引き裂き、貫き、抉り、ぶち抜き、確実に殺める。
   これを使用した後には二筋の炎の軌跡が残り、背中のジェネレーターからは蒸気を噴出する姿は正に〝デロリアン〟。
   過去にこれで魔神の脛を貫き、その後転倒した魔神の後頭部にこれを突き刺した経験から神殺しに対する強い特性を有している。
 始源の剣製【レメク】
   初めて鉄や銅の刃物を鍛えた鍛冶の始祖たるトバルカインこそが担い手であると言う概念を根底から崩し、トバルカインは鍛冶師であると定めた。
   そうする事で漸く獲得出来た、ありとあらゆる装具の原典であり、原初のひと振り。
   全兵装の因子と記憶を持ち、それにより刀身は常に七十七つの概念が付与されている。
   ありとあらゆる者に対して天敵となり得るものだが、禊曰く『使い勝手は良いんだけど、なら聖剣使った方が威力だけ見るなら強い』。
   つまり、天敵としてなり得るが、威力が推して知るべしと言った具合。
   そもそも兵装の原典と言うだけであって、威力などの設定はされていないのだから当然である。
 大慈大悲千手弓【ダイジダイヒセンジュキュウ】
   数百もの鬼を一射にて屠った弓。対鬼種用ホーミングレーザー。
   観音菩薩への誓願を唱えることによって、千手となった観音が弓に宿り、
   この時に放った矢は最大で千本にも分裂し、標的の“魔”に反応して自動追尾する。
   矢群は一つ一つがアーチャーの渾身の一射と同等の威力を誇るが、
   その性能上、魔物の属性を持つ者に対しては更に威力が向上する。
 勝利捩じ込む幾許の絶剣【ウェプワウェト・クリシュタ】
   開拓棍・ウプウアウトを用いた投槍であり、勝利の強制開拓。
   メイスが何かに突き刺さると同時に空間を割断し、彼が〝勝てる〟状況を強制的に引き出し、彼が今居る世界線に強制同期。
   彼の勝利と敵対者の敗北を確定させるという極めて反則じみた逸品。
   ――だが、それを戦闘狂の彼が安易に許す訳もなく、設定、内容、歴史を全て識別した彼は、これを所々手を加え、確約的な勝利をお互いに与える泥臭い宝具として確立。
   その内容は本来の造形を槍から何の変哲もない剣に変形。
   それを地面に突き刺す事で地盤を崩壊、落下しながら自らの曖昧な世界線にお互いの勝利条件の揃った平等な空間を同期。
   いかなる状況下にあろうが扱えるように組み換え、幾ら星ごと壊滅させるような装具を扱おうが空間外へダメージは一切ない。
 英雄の業【アルタロイ・ヒロニズム】
   〝人の闇〟以前に有していた、神殺しの業の一つ。
   彼はこれと〝人の闇〟を同時に行使し、その上〝勝利捩じ込む幾許の絶剣〟を並行して扱う事で魔神を滅ぼし、神殺しを達成した。
   〝冷え切った心炉に火を入れろ。凝固し附かぬ刃金に槌を打て〟。
   覚醒と同時、自分自身と対峙するモノ以外の時間を完全に停止。
   地球全土を塗り替える超大規模の心象風景の具現化は、固有結界の枠を越え、一種の〝空想具現化〝であると語られる。
   世界全土の史実や伝承、神話といったありとあらゆる物語を自在に扱う権利を獲得し、その中に内包されている装具を投影する事が出来る。
   無論、本物よりも一段階程劣化してしまっているため、本来の実力は発揮出来ないが、それでも魔の群れなら一分もあれば殲滅出来る程の力を誇る。
   全ての至宝、夢の結晶、儚き戀想の果てなどと謳われ、異例中の異例の武装と言う事で、神達から使用するのなら〝世界へ干渉しないような状態でしろ〟と警告されている程
 人の闇【アルタリア・ファーストオリジン】
   神の生み出した最高傑作が人なら、人が生み出した物の中で最高傑作はその深淵より暗い〝闇〟である。
   各地に散らばる伝承や逸話、あるいは神話に必ずと言って良い程に現存する闇の証。
   人の身だからこそ扱え、人の身だからこそ振るえ、人の身だからこそ確現出来る罪の奇跡。
   人の本来の在り方。結び付けられた戒律を解き、核心から塗り替える絶対的な権限。
   有終の美を必ず彼へ与える至高品。
   神さえ蹂躙し、歯向かう全てを穢し舐り、鏖殺し尽くす程の罪。
   ずるずると投影されるのはひと振りの何の装飾もない大剣。
   煤け、刃毀れを引き起こした刃に、包帯の巻き付いた柄。長い長い鎖の伸びた柄頭。
   だがその大剣を虚しくも振り抜いたと同時、開闢の使徒さえ真二つに両断した熾烈の斬撃を引き起こす。
   斬撃は王であろうが神であろうが、その対象が〝人〟の造形をしている限り、確実に殺めんと光を閃かせながら瞬き、星ごと割段する。
【兵装】
 無銘:長剣
   西ヨーロッパで鋳造された量産品の原典。
   十字の型に当て嵌め、鋳造された特に何の装飾とないひと振り。
   全長90cm。
   当時の鋼の製法が確立していなかったため、剣身の部分を太く厚くする事で強度を保っていたが、今は彼の手によって力の付与された特注の剣身となっている。
   真名を持たないひと振りであるが、力を剣身に集約させ振るう事で、短い距離ではあるが、圧を持った斬撃を放つ事すら可能となっている。
【概要】
   〝永遠〟そのもの。
   〝祗園の帝〟という戦争屋に長男として生まれ、その後、大英雄となった青年。
   しかし今から数千と、数万年も前に起きた大戦争で死に、墓どころか唯の一端の兵同様に打ち捨てられた顛末にイカれた現存する最古の王。
   帝における最高傑作克最高峰。
   過去に神殺しをした経験から、原点たる存在さえ闇へ還す不老不死。
   最早天性と言える虚言癖の持ち主で、悠然とした態度に飄然とした物言いは相変わらず。
   極度の被虐性癖で、毒舌。更に言えばドの付く変態。相手を貶したり乏しめたり、あるいは踏み躙る、煽る行為は至極当然。
   酒豪で瀟洒。だがそれでいて内面は酷く歪んだ狂人である。
【台詞】
   「阿呆。そもそも此の世の害悪を最初に食んだのはこの俺だぞ? だと言うのにアレらの対処法を知らない訳がないだろう」
   「温いな。それがお前の本気なら、わざわざ出張った俺の頑張りを返せと言うものだ」
   「王の威厳は、そう簡単に拭われんさ」
 

(無題)

 投稿者:魔法使い  投稿日:2016年 6月28日(火)15時22分51秒
返信・引用
  【名前】
 雨滄 外恚_Thonoura Usui_
【性別】
 女
【年齢】
 不明
【身長】
 166
【体重】
 48
【通り名】
 クレイジー・マギ
【生業】
 魔眼
   〝一能〟。
   右の瞳に生まれ持った魔眼。
   自己強化型の魔眼で、本来なら数工程かかる大魔術や儀礼呪法、召喚などをシングルアクションで行えるようになる。
   自動的に発動はせず、完全な制御下にあり、瞼の開閉で任意の発動が可能となっている。
   この魔眼自体〝魔法〟に限ったものではなく、近接戦においてもその効果は発揮される。
   〝時間軸への干渉〟を根底において発動させるものであるために、抜刀から一閃への行動時間を短縮させ、初動の見えぬ斬撃として行う事も可能。
   但し、元が魔法を最短で発動させるための物であるために、近接戦においての使用は限りなくシビアである。
 改竄すべし骸
   真理に至り、一度とは言え確かに、しっかりと消滅した経験から獲得した不老不死の肉体。
   〝オートマタ〟と初めの頃は疑われたが、見る者に嘔吐感どころかトラウマを植え付けるレベルでの死に様を三度と見せつけ、そこからピンピンとした肉体への蘇生して見せる事で、自らが不老不死である事を認めさせた。
   〝死〟や〝老衰〟と言う概念を一切合財取り払った、オートマタよりも質の悪いもの。
   また死に戻りする度に体力、魔力共に完全回復した状態で復活するため、その狂気的な在り方から〝クレイジー・マギ〟とすら喩えられる。
 始の一、終の十
   〝始まりが歪んでいたのならば、終わりが歪むのもまた必然〟。
   この世から疾うに消滅した原初の魔法。
   全てを変えた始まりの一つと称され、魔法に精通する者ならば敬意を払って然るべき対象なのである。
   〝消滅した始まり〟を復興した事で、敬意は払われるが、ロンドンやイギリスの魔法協会から度々命を狙われているのだと言う。
   それもまあ、当然なのだろう。
   そも、人類にとって異物である魔法を、抑止力なしに発動出来るのだ。
   本来なら魔法と魔法使いは二つの抑止力によって排斥される。
   排斥される事で魔術師が根源に到達するのを、抑止力側が押し留めているのだ。
   それによって近郊が保たれていたと言うに、それを彼はスキップで飛び越え、抑止力さえ黙らせる力を有した。
   それを考えれば、協会側が躍起になって彼を殺そうとする意味が解るはずだ。
【魔法】
 開放【カイホウ】
   身に宿す膨大な量の魔力を解き放つ。
   全身に魔術刻印を浮かび上がらせながら、迸るは青き魔力の奔流。
   わずかにスパークしながら魔力を帯び続ける間は、彼の放つ魔術の威力は数倍に跳ね上がる。
 紺條層璧【コンジョウソウヘキ】
   彼女が独自に編み出した防御障壁。
   魔力を壁の造形に押し固め、それを複数層として重ねる事で耐久力を向上させている。
   紺色がかった色合いからこの名を付けた、と彼女は語る。
   〝大神宣言【グングニル・レプリカ】〟や原典版たる〝王の聖剣【ガラディーン】〟すら防ぎ切るその堅牢っぷりは、かの王を驚かせた。
 閃【セン】
   魔力をひとふ振りに、剣技のように扱う事が出来る。
   彼女独自の魔法であり、凝縮された蒼きひと振りは、対峙する者へ総計五発に及ぶ光を圧を持った刃として放つ。
 刃【ジン】
   彼女が独自に編み出した魔法であり、その構造は〝光の矢〟に酷似する。
   しかし唯拡散するだけの矢を放ったところで、当たらなければ意味もない。
   ならば本数を絞り、それらに追尾の属性を帯びさせる方が効率的ではなかろうか。
   そう考えた彼女が生み出した、追尾型魔法矢。
   またその実態は唯々追尾するだけでなく、相手が探知範囲から逃れると同時に放った彼女の傍にレーダーのようにしてまとわり付く。
   故に、相手が再び戦場へと油断し帰って来たところを狙い撃ちにする事も出来る。
 瞬【シュン】
   クイックムーブ。
   座標軸と空間軸を巧く調節し、その上で転移する。
   対峙する者の背後だったり懐だったり、また相手の頭上に転移する事も可能である。
   特に魔力を開放した状態ならば、最早瞬間移動の如し速度で移動する事も可能である。
 蛇【ダ】
   地表に掌を触れさせる事で、対峙する者へ一直線に魔力を走らせる。
   牽制技の一つであると共に、その威力はさる事ながら、走る速度が重要である。
   〝刃〟や〝閃〟すら上回るその速度は、動体視力に強化がかけられた者すら見切れぬ程の速さを誇る。
   であるからこそ強みであり、彼はこれを地上戦で多用する。
   開放状態の時は、自分を中心に四方八方にこれを生じさせるため、空中戦を余儀なくされる事となる。
 火々滅却【カカメッキャク】
   〝始の一、終の十〟から抜粋。
   それは昔、火山の底、火の根源を司った〝鉄錆の王〟が編み出した一つの技法。
   曰く〝始の一、終の十〟は魔道書。
   古の、今や失われた魔法や未来における魔法すら実用化させる事が出来ると言う。
   その中から彼が選抜した魔法であり、特に不老不死に有効な手段である。
   炎を一点に集約させ、それを爆発させる。
   現代科学で言えば〝急激な熱膨張による破裂〟だろうが、その本質は不老不死の再生を確かに遅延させると言うもの。
   欠損部位を再生させる工程で、その欠損した部分を高熱で焼く事で再生に遅延を生じさせているのだと言う。
 槍々雷槌【ソウソウイカヅチ】
   〝始の一、終の十〟から抜粋。
   〝火々滅却〟同様の頃に現存した〝嵐の王〟が使用した技法を実現化したもの。
   雷を槍の形状で集約させ、解き放つ。
   特に〝雷属性〟だけでなく〝嵐〟であるが故に〝風〟の属性も帯びている。
   亜音速。
   それこそが雷の槍が空を駆け抜け、相手へ至るまでの速度。
   周囲に放電しながら唸りを上げ相手へ駆ける雷の槍は、確かに相手が不老不死である程に有効なものである。
   〝火々滅却〟と異なり、相手の体内信号を高電圧で狂わせる事で再生に遅延を生じさせる。
   自らが不老不死であるが故に、自ら喰らってその弱点を把握した上で、これらの古来魔術を採用したのだ。
【兵装】
 点魔の燭台
   刃の取り付けられた燭台で、分類は短剣。
   無論、近接戦においては不向きな代物だが、その本質は有している事で魔法の攻撃力を向上させると言うもの。
   内部に〝エーテル欠片〟を含ませているため、点魔の燭台を触媒とする事で魔法の攻撃力を向上させているのだ
【概要】
   西の大都にて議定の魔法師団に属していた少女。
   元々は唯の研究家であったが、研究を進めてゆく内に〝真理〟に到達。
   語り掛けて来る真理に〝永遠〟を求めたが故に、彼は不老不死へと至った。
   消滅は一度真っ当な肉体を殺す事で、不老不死の肉体へ造り変えるための工程に過ぎない。
   その後は根源から魔力を吹き出し、研究した末に得た無数の魔法を駆使し、対峙する者を確実に追い詰める。
   〝クレイジー・マギ〟。
   それこそが彼女の呼び名であり、そうして彼女は一魔法研究家として、それでいて一真理到達者として〝魔術師〟へ至った。
   極めてシニカルであると共に、新たな事に酷く興味を持つ。
   研究的思考を持ちながら、その繰り出しはマッドサイエンティストぶり。
   愛煙家でありながら酒には弱いと言う一面を持つ。
【台詞】
「魔法って言うのは科学と一緒でさ、魔力を法則で律する事で初めて出来る結果に過ぎない。
   それを理解した上で、魔法を使ってくれたまえよ」
 

The_Lady_Lud

 投稿者:マリア  投稿日:2016年 5月10日(火)20時25分37秒
返信・引用
  【名前】
 ルド_Lud_
【性別】
 女
【年齢】
 不明(〝青褪めた血の夜〟に現出した〝月童〟を屠った事で、齢の概念が失われた)
【身長】
 168
【体重】
 49
【通り名】
 狂えし狩人
【生業】
 狩人
   〝ルドメル・アル・マリア〟。
   血の営みを拒んだ彼女が選んだ道は、堕落し、頽廃した物の怪を屠るためだけに技を磨く狩人の道であった。
   聖職者こそが尤も悍ましくも恐ろしい獣へ変貌する烙印が押され、それらを見出した彼女は真っ先に聖職者の全てを屠らんと血道を築いた。
   そうしてこの世の聖職者を全て屠り、磔とした彼女は、それからは唯々熱病に曝されたかのように落魄れた物の怪を殺め続けた。
   この世に生きとし生きる物の全てを掃滅せんとした彼女のその腕前を危惧した上位者の〝月童〟が警告をする。
   『それ以上無用な殺生は我ら上位に座する者への無礼と見做す。――見た所、まだ片生い。このような結末で死に至りたくはないだろう』
   しかしその警告すらも唾棄した彼女は、ついぞ悲しみに暮れる月童すらも殺め、その血を浴びた。
   そうして無為か哀しみか、或いは悲壮か薄暮か、その果てに齢の概念を失ったのである。
   その後は上位者達によって次元の狭間に封印されたとされるが、それが定かかまた定かであったとしても今も続いているのかどうかは解らぬままである。
 導きの光
   唯一、唯一血と獣の匂いに塗れた彼女を暮れから救ったのは、今や亡き父の形見であるひと振りの剣であった。
   青い月の光を纏い、そして宇宙の深淵を宿す時、その大刃は暗い光波を迸らせる。
   〝聖剣〟とすら讃えられた父を象徴する装具であるが、その大刃を目にした者は実際の所は少ない。
   それは父だけを、嘲りと罵倒の中を生きた最高峰の狩人たる父だけの、密かに秘する導きであったのだ。
   それを授けられた彼女もまた、嘲りと罵倒、そうして血道を駆ける狩人。
   そんな彼女を唯々狂気に絆されぬよう導くのは、父の残した帰らぬ温もりだ。
【異能】
 血の解放
   『秘密は甘いものだ。とても、とてもね。
   だからこそ、恐ろしい死が必要なのさ。
   ……愚かな好奇を、忘れるようにね』
   古くから熱病に魘される者共を屠る事を生業とする彼女は、末に次元の狭間へと封じられた。
   意識からありとあらゆる物が失われ、唯の死体と同然に成り果てた。
   そんな彼女に興味本位で近寄り、まぐわろうと、或いは漁ろうとする愚か者を彼女は屠る。
   好奇を忘れるように、寧ろ、そんな好奇を抱けぬようになるまでに。
   相手がそれ〝相応〟の者と確信した時点で、彼女は自らの内に流れ蠢く狩人としての血を解放させる。
   それは自らを証明する物であり、血の流れぬ彼女は人形と同然なのだ。
   解放状態の彼女の剣技は鮮やか極まりない物であり、演舞のようであるとある青年は語った。
   それに見惚れたが故に、青年は一度だけ確実にしっかりと殺されたのである。
 加速
   人の必死の足取りを、我が物顔で当然のように追い越す獣の健脚を、上回るために彼女が獲得した力。
   発動と同時にその場から掻き消え、対峙する者の懐や眼前、また死角へと瞬時に回り込む。
   相手が獣であるのなら、何をどうしようが殺せればそれが正義であり、また秩序を保つために必要な行為に過ぎないのである。
 血刃
   自らの血を媒介に、血色の斬撃を放つ。
   袈裟に振り下ろし、また逆袈裟から振り上げる。
   その連続した組み合わせを彼女は扱い、それと同時に血色の圧を持った斬撃が飛翔する。
   特に腕が伸びるや雷撃を光線のようにして放つなどと言った異常な技を有した獣が悪夢で多発した。
   であるならそれを中距離から断絶し、一気に近寄ると同時にその生首を刎ねる。
   それが尤も最善策であり、また有効打であると彼女は確信したのである。
【特技】
 ふた振り血翔【フタフリケッショウ】
   彼女が多用する〝血刃〟を二発連続して対峙する者へ放つ。
   放たれる血の刃は交錯して放たれ、地面を抉りながら対峙する者へと飛翔する。
 一閃・血走【イッセン・チバシリ】
   大地に切っ先を触れさせ、まるで薄氷の上を滑らせるようにして走らせる。
   同時に対峙する者へ一直線に血の斬撃を放つ。
   放たれる血の斬撃は、大地を割断しながら対峙する者へと駆ける。
 断空・血斧【ダンクウ・ケツブ】
   普通に切り合う最中に振り舞う事のある癖の強い技。
   愛刀を両手に持ち、振り上げると同時に対峙する者へ振り下ろす。
   振り下ろされる刃が対峙する者か、地表に接したと同時に血の波が一直線に走る。
   諸に喰らった青年曰く、下半身が吹っ飛ぶ威力、との事。
   空を断つようにして血で出来た刃を振り下ろす。
   その無骨な様から血斧(ケツブ)と名付けられた。
 祓葬・血柱【フッソウ・チバシラ】
   〝葬いの刃〟に連なる上位の技の一。
   愛刀を逆手に構え、地表へ突き刺す。
   突き刺した刃から半径十メートルへ広がる血色の円陣。
   円陣内の全てを吹き飛ばす紅の柱は、天へ貫く祷り祓う葬いの光である。
 抜葬・血鮮【バッソウ・ケッセン】
   〝葬いの刃〟に連なる上位の技の二。
   〝不死殺し〟と喩えられる奥義であり、葬いの刃における最高峰の繊細さを誇る技である。
   対峙する者のありとあらゆる攻撃に合わせて踏み込み、躱すや否やその鳩尾へ指を食い込ませる。
   指が食い込んだままに振り抜けば、そのまま対峙する者の胴と腰を分断する。
   流れるように放たれるその鮮やかさに反するように、極めて繊細さと技量の求められる技である。
   不死の再生を遅らせる事を可能とする曰く〝モツ抜き〟は、彼女の技の中における必殺の一つなのである。
 纏舞・火々血装【テンブ・カカケッソウ】
   〝マリア〟。
   それが彼女の生まれ落ちた家であり、狩人の原点なのである。
   マリアの家に生まれ落ちた者の血を啜れば、それは血族になった証とすら讃えられるが、
   その血は身を焦がす程に甘いのだと言う。
   清ければ清い程に、また汚れていれば汚れている程に、或いは愚かであればある程にその血はその者の身を焦がすのだ。
   〝燃える血〟と喩えられる眷血は、彼女がこの技を発動すると同時に始動する。
   彼女が血刃を振るう度に、その剣閃は燃え上がり、その分リーチが伸びるのだと言う。
【装具】
 落葉【ラクヨウ】
   マリアの家に生まれ落ちた女性のみに与えられるひと振り。
   薄く反った刀身には複雑な波紋が刻まれており、これに血を這わせる事で、緋色の血刃を纏わせる。
   封じられる前に、暗き井戸へ自らの甘さと伴に投げ捨てたのだが、いつの間にか自らの手中に帰って来ていたのだと言う。
   それは長らくとも使い続けたからこその愛着なのだろうか、或いは……。
 月光【ゲッコウ】
   彼女の父であるヨルシカが有していたひと振りの聖剣。
   そのひと振りは宇宙の深淵を宿した時に本来の力を生じさせるのだと言う。
   祈りか呪いか、それを有した者には必ずと破滅が訪れ、しかしながらそれは彼女にとっても、またヨルシカにとっても導きなのであった。
   振り抜くと同時に対峙する者へ光波を放ち、それを牙突に放てば対峙する者へ光波の槍を生じさせ放つ。
   その色合いは悪夢に曝され、血に酔った狩人なら必ずや果てに見る鮮やかな青い月の色合いなのだ。
【概要】
   帽子からは羽飾りが靡き、仕立ての良い衣装はマリアの家に生まれ落ちた者なら必ずや着る代物である。
   華美さの折衷案とも言える出で立ちである彼女は、古くから現名するマリアの家柄の長女である。
   しかしながらその節操のない振る舞いから月童によって警告を受ける。
   が、彼女はそんな月童すらも殺め、その上位者の青白い血を浴びた。
   そうして齢の概念を失った彼女は、この世に現存する愚か者の全てを葬らんと血の刃を振る舞う。
   唯々甘い甘い秘密を守るためだけに産み落とされた彼女に、救いはあるのだろうか?
【台詞】
 「ああ、私の墓に触れたのか。
   ふふ、成る程。であるなら話は理解出来る。
     それならそれで疾く消えるのが良断だ。
       じゃなければ、そんな無意味な好奇を奪わんと、人形が斬り掛かるぞ?」
 

(無題)

 投稿者:魔法使い  投稿日:2016年 2月24日(水)17時24分45秒
返信・引用
  【名前】
 公苅 守胤_Moritsugu Kimigare_
【性別】
 男
【年齢】
 不明
【身長】
 178
【体重】
 61
【通り名】
 公王
【生業】

 魔眼
   複数の工程を経た上で発動する事が出来るようになる魔法の全てを一工程で行えるようになる〝一能の魔眼〟。
   大規模な儀式魔法や呪物を必要とする呪術すらシングルアクションで発動させる。
   左眼に宿り、意思次第で彼はそれを発動させる事が出来るとか。
   発動している間は瞳の色が赤みを帯びた紫に変化する。
   昔は視力が良かったらしいのだが、視線によって効果を発揮する魔眼の影響を抑える訓練を経て、視力が著しく低下したのだと言う。
 改竄すべし骸
   根源に至り、一度とは言え消滅し掛かった経験から獲得した不老不死の肉体。
   オートマタと最初は疑われたが、一度ならず二度三度と死に様を見せ付け、その後の復活まで一見させる事で不老不死であると認めさせた。
   〝死〟と言う概念を一切合切取り払った、寧ろオートマタよりタチ悪き生業。
   センチネルとすら例えられるそのあり方は、死に戻りする度に体力、魔力並びに完全回復した状態で復活する悍しき実態を持つ。
【異能(魔術)】
 原の一(ファースト・オリジン)
   この世から既に消滅したと言われる第一の魔法。
   始まりを意味する魔術であり、魔法使いならば敬意を払って然るべき対象。
   〝始まりが歪んでるのならば、終わりも同然に歪む物〟。
   現代の文明では実現不可能な物と謳われ、しかしながら彼がこれを使っている所は過去伴に征服に身を乗り出した忠臣すら目にした事がないと言う。
   五つの魔法に属しはしないが、それでも別方面で発展し、魔神の定めた法に従い律した代物と例えられる。
   主な術は以下の通りである。
 ・一閃
   静謐である闇をひと振りに、魔力を剣技のように扱う事から名付けられた。
   彼独自の技であり、過去に一つ同じような物があったと言われているが、彼のこれはそれの最上位とすら言われる。
   凝縮され放たれる闇の一閃は、対峙する者に総計五発の光を刃として放つ。
 ・戒放
   身に宿す膨大な量の魔力を解き放つ。
   迸るは静謐な闇とは真反対の純粋なる青き魔力。
   微かに放電の音を鳴り爆ぜさせながら魔力を帯び続ける間、彼の放つ魔術の類の威力は通常の数倍に至る。
 ・転移
   言わば〝クイックムーブ〟。
   座標軸(X、Y軸)と、時間軸、空間軸のそれぞれを上手く調節し、その上で転移する。
   対峙する者の背後だったり懐に潜り込む事は勿論、頭上に気配無く転移する事すら可能である。
   特に戒放状態ならその移動速度は最早瞬間移動に近しくなる。
 ・歪解
   自分の正面に歪みを生じさせる。
   その歪みに触れた攻撃や技の類を解析し、その上跳ね返す。
   唯々〝反射するだけ〟と言えばそうであるやもしれないが、その上その本質を解析するのだから、対策を練られてしまう事を考えるべきである。
 ・失囁
   〝語り掛ける闇〟。
   掌に凝縮した闇を帯びさせ、地表に接触。
   直後、地表はまるで小さな隕石でも直撃したかのようにヘコみ、クレーターと化する。
   暗く、静謐である闇による重力変化の現れ。
   一瞬だが上から被せられる〝20G〟に至る重力の圧は、相手が生半可ならばその瞬間に死を叩き付ける事となる。
 ・追惑
   それは情念であり、怒りか愛か、それは彼にしか解らない。
   投影されるは意思を持つ闇の槍。
   総計五本その身に帯び、対峙する者が接近して来る瞬間を見極め放たれる。
   放たれた闇の槍は、対峙する者を穿たんと追尾し、宵闇の空を飛翔する。
 ・渋く焔
   それは太古、火山に身を潜んだ鉄錆の王は、一つの技法を編み出した。
   己が最硬と名を馳せた鉄錆の王の板金盾すら容易く溶解するマグマを操って見せたのだ。
   が、しかしそれは古の時代で使う事の出来た技法。
   今やその威力や発生速度は劣化し、牽制程度にしか使われなくなってしまった。
   薙ぎ払うようにして腕を振るうや否や、相手を中心に炎が爆ぜる。
   周囲に火花を散らしながら爆ぜた炎は、威力は著しく劣化してしまっているものの、鉄を液体状まで溶解する程に高温である。
 ・洽く雷鎚
   〝渋く焔〟と同じく、太古に生きた太陽の王が発祥である雷の具現。
   光の珠を中空に投ずるや否や、光の珠は盛大に火花を弾けさせ閃光と伴に爆破。
   周囲にランダムで雷を放ちながら、光の珠はエネルギーを消費するが如く縮み、最終的には地表を亜音速で駆け抜ける雷の衝撃を走らせる爆破を引き起こす。
   〝渋く焔〟と同様にその威力は劣化してしまってはいるものの、その威力は今も猶、真人間ならば炭化させる程の電圧を誇る。
 ・深淵
   彼の扱う魔術の中で禁忌であり、伴に異端の質である技法。
   〝一閃〟の魔術と同様だが、その手に握られるは異様なまでに濃紺であり、また濃密克凝縮された祈りのひと振り。
   顕現した状態で振るい続ける事を可能とし、剣技として振るう事も可能である。
   その相手を愚弄するかのような挙動で放たれる剣技は、その剣身を変えながら振り乱される。
   ――が、この魔術の本質は刃が対峙する者の刃や体に接触した時にある。
   刃に触れようものならその刃を溶断し、また相手に触れようものなら思考速度を低下させ、呼吸機関や内臓へ直接ダメージを与える。
   過去に最大に凝縮した深淵のひと振りを喰らった人物が居たが、曰く、諸に喰らったらヤバイ、との事。
   その喰らった人物も不老不死であったが、深淵の付加の影響から、再生速度にすら影響が与えられるため、ヤバイと語ったのだとか。
   その祈りのひと振りは、虚しくも儚いが、人々の叡智の結晶であるのだから、悲惨であり、また皮肉的なものである。
【兵装】
 魔剣ティルス
   彼が唯一持つ兵装であり、その本質は魔力を帯びる事で十全の実力を発揮する魔剣。
   血を啜り、憤怒と狂気を喰らい、ほの暗く、それでいて朧気に剣身を揺蕩せる。
   殆ど不可視と化する剣身は、対峙する者の皮一枚を常に切り刻み、僅かなダメージを蓄積させ続ける。
【概要】
   東の大都にて最初の頃は議定の魔法師団に属していた少年。
   しかし魔道の研究を進めて行く内に〝根源〟に接触。
   その末に一度消滅する経験を味わったが、不老不死の代償を得た。
   その後は根源から魔力を引き出し、研究した末に習得した術を行使し、対峙する者を追い詰める。
   〝闇に魅入られ、闇を身に宿し、闇と踊る愚者の権化〟。
   それこそが彼の正体であり、同時に彼は王へと至った。
   魔道を極めた事から魔王とすら最初は謳われたが、各地の諸国を征服し、傘下に加えた事から公王と呼ばれた。
   極めてシニカルであると伴に、新たな事に興味を持つ。
   研究的思考を持つと同時に、その繰り出しはマッドサイエンティストぶり。
   愛煙家であると共に酒豪であったとされ、好んで燻らせた煙草は〝ゴールデンバット〟だとか。
   クレイジーマギ、そうとある不老不死の人物に例えられた経験すらある。
【台詞】
   『弱者は死ね。そして強者に道を譲れ』
 

(無題)

 投稿者:人斬り鬼斎  投稿日:2015年12月 9日(水)17時53分8秒
返信・引用
  【名前】
 篠月 雨流_Uryu Shinotsuki_
【性別】
 男
【年齢】
 不明
【身長,体重】
 178,63
【通り名】
 人斬り鬼斎
【生業】
 人斬り鬼斎
   明治初頭に現存した人斬りの鬼。
   その所業は『生殺与奪の権化』であるとすら例えられ、新政府を凌駕し、死を司る神から危険視されさえした。
   弱冠十五歳の時に〝人斬り〟の任に就いた彼は、ひと振りの刀を腰に差し、降された命のままに殺し続けた。
   〝世俗に塗れた侍に成り下がるのなら、勅命に厳かに従う狗で良い〟と語る彼なりの有り方がそのまま生業と化したのだ。
   『対峙する者が不老不死であろうが、人の造形をしているのなら、彼はそれを殺す権利を得る』。
   それがこの生業の本質である。
   対峙する者が不老不死、また死の取り払われた存在であろうと、彼の無慈悲な白刃はその一つの人としての命を確実に削る必殺の刃と化す。
 竜鳴狐々刈
   『リュウメイココノガリ』。
   斬首刑の後、五百と五十年後に召喚された彼は、百年間は感覚も鈍ってるだろうし好きにして良いぞ、と召喚した男に言われ、その身を男に頼み込んで異界へ投じる。
   血で血を洗うと言う表現が相応しい、実に乱れた異界へ突如として現れた雨流は、瞬く間に紛争を戦争を平らげ、英雄へと至った。
   が、与えられる爵位、名誉、金、栄光の全てを殴り捨て、彼は放浪の旅と称し、異界に現存した竜種の全てを屠り尽くした。
   〝古の竜〟を殺めた際、その切断した頭部から現れたひと振りの刀剣を腰に差し、彼はその身に竜の血を浴びた。
   それらの絶対無比なる経験から、彼はその竜の頭部から現れたひと振りのみ、刀身に火を生じさせ、帯びさせる事を可能とし、
   その上〝竜の息吹【ドラゴンブレス】〟クラスの炎でない限り、火傷どころかダメージすら受け付けぬ不可視の障壁の展開を可能とした。
   絶対なる空の王〝竜〟の血を浴び続けた結果から獲得した生業だが、彼は元の地球へと還りながら、つまらない物を得てしまったと唾棄したのだと言う。
【異能】
 無拍子
   脚力に頼らず、動いている事自体を悟らせず、間合いを詰めるのが〝縮地〟。
   また、薄氷を砕かずに滑るようにして駆けるのが〝活歩〟。
   ――で、あるのなら、彼のこの体術は、初動を消失から始まり、瞬く間に対峙する者にとって死角である位置へ身を滑り込ませる技能。
   剣の道どころか、武の道に生きる者ならいつかは至りたいと思うであろう極致。
   おこりを完全に殺した足運びこそが、その極致へと至るための技量であると彼は厳かに語るが、それを実現出来る者など、この世にひと握りとして存在しないだろう。
【流派】
 紫舟流剣術
   彼の代で始まり、彼の代で終わりを告げた人殺しの型の究極。
   無駄と言う無駄を削ぎ落とし、異界で得た空想的であり、幻想的な技を集約した混合型の剣技。
   殆どが五行の型と言うには首を傾げる捨て身から始まり、初動を一切殺した技こそが、この剣術の真髄。
   ――〝斬攪せど、その悪鬼羅刹の如し者の振る舞う剣の道は、酷く不器用であり、綺麗なものであった〟。
【剣技】
 想酒の構え【ソウシュノカマエ】
   紫舟流剣術の基本に則った構え。
   言わば五行の構えに近しい構えだが、その実態は捨て身。
   凝り固まった構えなど咄嗟の反応への邪魔に過ぎんと、無駄と言う無駄を削ぎ落とした結果に得た唯の一。
   剣の道に生きる者なら、安易に彼へ近寄ったりはしないだろう。
   近寄ろうものなら、その身が分銅に両断されるのが察せられるからだ。
   淡白に、艶やかな笑みを浮かべ、悠然と待ち構えるが、そんな彼の周囲へ張り巡らされているのは緊張と言う名の蜘蛛の糸。
   無為に彼へ踏み寄ろうものなら、その途端に喉笛が欠き斬られる事となるだろう。
 釜天【フテン】
   人間の反射神経と言うのは、決まって咄嗟の判断から定まる。
   その外側からの打撃や斬撃への反応は、殆どが不可能なのだ。
   この技は、それを尤も突いた技であり、バランスを崩す蹴撃が殆どの下段からの振り上げ。
   垂らす鋒を一気に振り上げ、その腕を肩口から、あるいは股間から脳天へ一気に切り上げる襲撃。
   死角から迫る斬撃は、対峙する者の緊張を煽るのである。
 沙門【シャモン】
   有する刀をふっと手放す。
   重力に従い落下する刀が突き刺さる前に、その鍔を膝で思い切り蹴り上げる。
   蹴り上げられ、跳ね上げられた刀の柄頭は、高速で対峙する者の顎を穿たんと飛来する。
   釜天と同じく、下段からの虚を突いた打撃技。
   諸に食らおうものなら、良くて脳震盪、悪くて顎の骨の骨折へと至る。
 艘擾【ソウジョウ】
   釜天、沙門と紫舟流剣術における基礎基本なる技の三つ目。
   愚直に右から刀を薙ぎ払うと同時に持ち手から手を離し、その持ち手をつま先で蹴ると共に身を捻り、その顔側面へ膝蹴りを放つ。
   つま先で蹴られた刀は重力と蹴りの力に従い落下するため、対峙する者に触れられる事も無ければ、奪われる事も無い。
   油断大敵を対峙する者へ味あわせんとする技。それがこの三つなのだ。
 流廻【ルテン】
   対峙する者の攻撃を、わざと刀で受け止めると同時に驚愕に満ちた表情を浮かべる。
   追撃しようと迫る相手を見定めた直後、利き足とは逆の足で踏み切り跳躍。
   対峙する者の頭上を飛び越えながら構えれば、唐竹に割らんと前宙しながら刀を振り下ろす。
   これもまた虚を突いて技であり、紫舟流剣術の極意をそのまま体現化したものなのだ。
 霞亟【カスミ】
   腰だめの状態から疾走し、対峙する者の懐へと潜り込む。
   対峙する者が攻撃して来るのならそれを躱し、攻撃して来ないのなら抜刀。
   抜刀から対峙する者の脇、肩口へと走るその斜の太刀筋は、正に〝逆袈裟斬り〟のそれ。
   抜刀から振り下ろし、振り上げへと移行する速度は、人の発するクシャミを凌駕すると言う。
 吹鳴【スイメイ】
   鍔迫り合いとなった場合に使う体術と剣術の複合型。
   一歩、対峙する者の足の間へと踏み込み、その胸骨へ掌底をぶち当て、怯んだ所へ無慈悲に刀を振り下ろす。
   上段から振り下ろされる刀は、基本に則った袈裟斬り。
   初撃の掌底は、対峙する者の胸骨を粉砕し、呼吸器へのダメージを与えるために組み込まれた技であり、それがなければ、唯の抜刀術に過ぎないと言う。
 三葛【ミカズラ】
   再生力の非常に強い葛の弦をひと思いに断ち切る三度の斬撃。
   それがこの技の由来。
   幾度と断ち切れど再生する葛は、基本的に除草剤を使わねば断ち切れぬが、彼のこの技ならば根本から両断するため、その再生を防ぐ事が出来る。
   そこから昇華し、目に留まらぬ振るいから生じる剣圧の鋭さは、不老不死の部位再生時間への影響を与えるものとなった。
   唯単純に鋭さのみを追求した三日月状の斬撃は、ロープで束ねた丸太三十本をひと思いに両断した程。
   飛翔する刃は真空であると語られ、対峙する者がいかなる板金鎧や武者鎧を纏っていようが、情け容赦無く断ち切るらしい。
   斬攪こそがこの技であり、その絶対なる鋭さは彼曰く、単なるオマケ、に過ぎないものなのだ。
 狐々火【ココノビ】
   〝竜鳴狐々刈〟の生業を獲得した時に習得した技。
   竜の頭部から現れたひと振りを腰だめに構え、抜刀。
   鯉口を刃が切ると共に、対峙する者へ飛翔する炎の刃。
   同時に五発と連続して放たれる炎の刃は、チタン合金製のプレートメイルを溶断した経験を持つ程に高温である。
   それもそのはず、その炎の正体は〝竜の息吹〟を極限まで圧縮したものなのだから。
 鉄花【アイン・フィアンメルアイギス】
   和の紫舟流剣術、異のシュピテル・ゲーマンの剣術の一。
   確実に躱せないと言う攻撃に対する対抗手段。
   正眼の地表を切り裂き、その切り裂いた地表をなぞるように火を生じさせる。
   生じた火を壁のように燃え盛らせ、一旦の時間稼ぎとし後方へ逃げ延びる事を可能とするもので、有効な防衛手段の一つだ。
   鉄火の戦場へ咲き誇る花の如し、その一発のみの炎上は、その様であったと語られる。
 処壯門【ショソウモン】
   紫舟流剣術における、対人剣術の奥義の一つ。
   鍔迫り合いで拮抗する状態から打破するために編み出された技であり、同じ力で噛み合う刀から一気に力を抜き、対峙する者のバランずを崩させる。
   前のめりに倒れ込んで来るであろう相手の懐へ屈み、その健脚へ足払いをかける。
   そのまま後ろへ転倒した所へ、刀を逆手に持ち替え、その胴や喉へ振り下ろす。
   顔や頭、心臓を貫かないのは、頭蓋骨と言うのが存外堅牢なもので、
   特に物の怪や魔の人なら刺し砕けない場合が出て来るため、ダメージを少なからずとも負わせるために急所をわざと外しているのだ。
   唯それは必然と必殺の剣技となり、紫舟流剣術の奥義の一つであると断じられる程にスマートであり、残虐性の強い技である。
 星呀一天【ステッラ・デ・コンツォルノ】
   和の紫舟流剣術と、異のシュピテル・ゲーマンの剣術の型の二。
   刀身に帯びさせるは竜の口から解き放たれる業火であり、星海へと至らんとする残火の片鱗。
   振り被ると共に解き放たれる炎の斬撃は、一条に突き進むと共に、障害物である物全てを溶断しながら飛翔する。
   唯々溶断するためだけの炎ではなく、その炎の刃が通った後は全て自動的に修復され、破壊の爪痕を残さない。
   それは神が原初に熾天使へ与えた癒しの火の一部の体現であるとすら語られるが、勿論、対峙する者がこれを喰らえばその身が灰燼へ帰すまで燃え盛り続ける地獄の業火と化す。
   そもそも、禁断の園を焼き尽くした炎は熾天使の癒しの火であり、怒りの具現であるのだから、敵対する者がその自動的な修復に加算される訳が無いのだ。
 王土抄花【ロメロ・キルッシドヴィオム】
   星呀一天同様、異のゲーマンの剣術の複合型の技の三。
   大地へその刀を突き刺すと同時、三十メートル圏内へ吹き荒れる花瓣の嵐。
   花瓣は櫻から椿、百合と数多くの花の花瓣であり、花瓣は対峙する者を切り刻まんとする刃の本流。
   地表から刀を引き抜けばその嵐は止むが、引き抜かない限りはその嵐が治まる事は無し。
   三十メートルと言う範囲をカバーする大嵐であり、発生させた彼へのダメージは皆無であるために、牽制で唐突に引き起こされる事が多い。
   王の座す前でマジックと称し、花瓣を嵐のように吹き散らして見せたのが、この技の始まりであったと彼は愉快げに語る。
 萃花之夢【スイカノユメ】
   紫舟流剣術における秘奥義であり、生殺与奪の一閃。
   人生は儚い限りだが、だからこそ人はその短い人生を一炊之夢のように生きるのだ。
   盧生之夢の如き、人生は儚いだけと笑うのか、まら邯鄲之夢のようにひと時の夢の限りを見るのか――。
   その腰だめの高速疾走から放たれる逆袈裟斬りからの後ろ回し蹴りは、唯一つのみの命を削るためだけに編み出された人殺しの技の究極。
   異界のゲーマンの剣術の生業である〝人斬り〟と、己の生業〝人斬り鬼斎〟を重ねて行使。
   利き足とは別の足で踏み切ると同時、対峙する者の懐で利き足でブレーキをかけながら抜刀。
   後はその流水の如し勢いで対峙する者を逆袈裟に断ち、蹴り飛ばす。
   それは不老不死にすら致命傷を負わせる生殺与奪の王殺しの奥義であるのだ。
【装具】
 人刀鬼喰【ジントウオニハミ】
   〝人斬り鬼斎〟と謳われるようになった所以の一つ。
   この刀は過去に鬼を喰った男が有していたものだと告げられ授けられたひと振りであり、そこから彼の通り名に〝鬼斎〟が付け加えられた。
   全長80cmに渡り、鍔は透かし鍔。
   鮫鞘に納められた特殊な外見のひと振りで、踏ん張りの利いた刀身を持つ。
   元来本造りの一本で、彼はこれを長大でありながら腰に紅紐で括り吊っている。
 狐鳴【コメイ】
   竜の頭部から現れた、火を自然と帯びる刀身を持つひと振り。
   全長60cmの脇差で、黒漆塗りでありながら内部は火が漏れ出さんようにと特殊な合金の重ね張りによって考慮されている鞘を持つ。
   黒い刀身は、常に熱気を帯びており、刀身の周囲だけ嫌に朧に霞んで見えるのは、その熱気によるものだ。
   板金鎧や武者鎧程度なら真二つに溶断出来るであろう摂氏温度を誇る刀身は、その温度の上昇具合が解るようにと灰色の帯が巻かれている。
   高温過ぎれば帯が僅かに焼け、まだ低温であるのなら帯に焦げ目は付かんとする。
   彼はこれを人刀とは逆に方に紐で括り吊っている。
【概要】
   まだ歳相応のあどけなさを残した、少年のような顔をした黒い着流し姿の男だが、その齢は六百に至る。
   煙草をくわえ、常に風来坊と身を何処かへ投じている彼の出生時代は明治の初頭。
   当時最高峰の人斬りと謳われた男で、人情に厚く、妻を大事にし、忠義に厚い人物であったが、その反面、清々しい程の笑顔で人を斬り殺せたと言う残忍性を持つ。
   人を殺す事に躊躇いがなく、生殺与奪の概念を人の姿とし体現したかのような人物であると彼と見た者、対峙した者は語る。
   最後は斬首刑だが、それから五百年余りが経過し、とある人物によって召喚された彼は、尤も力を有していた年齢まで後退させられ、今に至る。
   飄然とした立ち振る舞いで、悠然とした口調。
   古めかしいながら、現代の技術に慣れ親しんだ手際の良さと、外見だけを見れば一般人だが、相手が凶器持ちや犯人などの殺意を帯びた人物であるのなら、情け容赦無くその五体を瞬く間に両断する。
   異界では竜刈の英雄と讃えられ、現代では人斬り鬼斎と謳われる。
   正に剣豪でありながら、その生涯を血と殺しに染めた悲しき悪鬼の姿が、彼なのだ。
【台詞】
   『へぇ、面白そうな技を使う。どれ、俺に見せてみろ。それ次第では殺さんでやろう』
   『随分と剽軽な面を付けているな。何だ、変装のつもりか? 止せ止せ、似合っておらん』
   『――失せろ。貴様のような下賎な輩、斬る価値すら無い』
 

(無題)

 投稿者:狩人  投稿日:2015年12月 2日(水)12時52分42秒
返信・引用
  【名前】
 リュネス・カインハースト_Ryuness Kaiharest_
【性別】
 女
【年齢】
 不明
【身長,体重】
 166,48
【通り名】
 狩人
【生業】
 狩人_The Hunter_
   ――〝この世に生きとし生ける生命を狩らんとした者〟。
   星の使者、月の魔物、悪夢の主、白痴の殉教者と数多の強者を屠って来た彼女のその卓越した手腕は、出来るなら神殺しの王の首ねを清々しい程の笑顔で掻っ切った程。
   相手が格上であればある程に、またその格上の血を浴び、濡れれば濡れる程に、その人間離れした身体能力に、戦闘能力に磨きが掛けられてゆく。
   原初の狩人としての生業は、己の欲のままに全てを狩り尽くす純血。
   白痴に散るには惜しき人物であったのだ。
 穢れた血_Answer Blood_
   カインハーストの家に生まれ落ちたからこそ獲得してしまった、不老不死の呪い。
   呪いの根源たるものはこの血にあり、幾ら全身を切り刻まれようが、解体されようが、死の概念の取り払われた彼女の肉体に意味も無し。
   娼婦として生きる道を選んだ事もあったらしいが、他の男に触れられるくらいならと男の目の前で首を掻っ切った経験もあるらしい。
   唯一、彼女が気を許しているのは一人の青年と、とある魔王のみであるとか――。
【異能】
 獣の嘆き
    代々、カインハーストの家柄は人の種と獣の種の混合した純血種として生まれる。
    混合と付いている時点で純血ではないと思うだろうが、人も獣も血の種としては純血なのだ。
    純血同士の混じり合いから成る至極完全なる純血。それが彼女の家柄なのである。
    意識が遠のいたと同時、その身を獣へ明け渡し、完全なる獣化を果たす。
    獣化した彼女に潔癖さも、清廉さも、また身のしなやかさも無し。
    唯慾望のままに相手を殺めんとする殺戮の狩人と化す。
    言の葉を介さぬ鬼でありながら、その引き絞られた弦から放たれる矢は正確に額を狙うもの。
    〝こうはなりたくないだろう……。これが我が家、カインハーストの呪いなのだ〟。
 薄氷の一歩
   〝薄氷を履むが如し、然れど彼女の者の歩みはそのような瑣末な事に押し止められるものではなかったのだ〟。
   氷上を滑るかのように滑らかな歩法は、八極拳の〝活歩〟に限りなく近しい技術であると語られる。
   一歩。
   そのたった一歩のみ。
   利き足で地を踏み破らんと蹴り出し、対峙する者へ急速接近する。
   それ以外に大地を蹴る仕草もなければ、蹴る事も無し。
   たった一歩のみで対峙する者へ接近する事を可能とした、武芸の者ならいつかは至りたいと願われる歩法の極致がこれである。
 百葉の一矢
   強風に吹き晒され、舞い落ちる葉を全て撃ち落とした経験から獲得した。
   〝ほぼ百発百中〟の精度を誇る彼女の弓矢は、引き絞られた弦から放たれると同時にその姿を消し、殆ど半透明の状態で対峙する者を射抜く。
   それは不可視の一撃。
   では如何にして消しているのか、それは至極単純で、単に鍛え上げられた腕力から成る速度による一瞬の風景への溶け込み。
   それが目に見えぬ程の速力を出しているように他者に感じさせるのである。
 景楼雷奔
   遠距離専門とは言い難いが、それでも近接戦へ持ち込まれれば相手が武芸に長けた者なら武が悪い。
   であるのなら、そもそも近寄らせなければ良いだけの話だ。
   そこで彼女が考案したのが、この技法。
   白痴の球体を手中へ生じさせ、それを大地へ投擲。
   地表へ弾けた球体は、雷を発生させる。
   発生した雷は地表を、150km/sと言う殆ど不可視の速度で舐めるように奔走する。
   雷へ触れた者への感電は勿論――まぁ感電では済まぬ程の電圧なのだが――対峙する者の足を奪わんとする雷の茨。
   過去、逃れられた者は無し。
【装具】
 黒樹の弓
   悪夢の主を屠った際に獲得した、黒塗りの大弓。
   優に彼女の身長を超える大弓から放たれる矢が、一本だと思う事無かれ。
   最大で五本を連続して番え、掃射する事を可能とする。
   それには至極当然な筋力が必要となるが、白痴の殉教者を殺めた時点で彼女の腕力は常人の十数倍はあるため問題無し。
   その弓自体の強固さも相まって、咄嗟にそれで殴り付ける事もするのだとか。
 白痴の先触れ
   〝黒樹の弓〟よりも小回りの利くひと振り。
   長剣にカテゴライズされるひと振りで、その透明に近しい程に白い刃は曰く〝傷付けられる事を赦さぬ罪咎の美〟。
   剣身同士が接触しそうになる瞬間、その剣身は三メートル圏内を吹き飛ばす衝撃波を発生させる。
   かすかに振動をしながら生じる衝撃波は、最早悲鳴。
   劈く音を掻き鳴らしながら、対峙する者を圧を持った衝撃波で押し飛ばし、そのバランスが崩れた瞬間に一矢が撃ち込まれる。
   ありとあらゆる常識を知らずに育てられた姫君は、白痴のままに罪を背負わされ、咎を受けさせられた。
   その悲しき果てに、彼女は己の〝悲〟の感情をこの剣に押し込んだのかもしれないと彼女は語る。
 流爆式火炎瓶
   一種の焼夷弾たる火炎瓶を、彼女なりに改良した代物。
   塩素酸塩、重クロム塩酸、硫酸を混ぜ合わせた劇薬を内蔵した火炎瓶であり、注がれる酒の度数は存じ上げたる98%。
   着火と同時に投擲すれば、盛大に爆ぜ、爆ぜた後もその物事を溶かさんと劇薬の雨が降り注ぐ。
   そしてその降り注ぐ劇薬に火が点り、次第に火の雨と化すのである。
【概要】
   カインハーストの家に生まれ落ちた、前代未聞の美女でありながら、最高峰の狩人。
   元々は古い貴族達の家だったのだが、ある時忽然と姿を消し、社会との交わりを一切途絶えさせたのだと言う。
   古き血縁の先にあり、だがそれでいて閉鎖的克豪著であった。
   忌まわしき獣と人の混合物。
   虚しみと悲しみの末に生まれ落ちた彼女は、己をこうやつした人物全てを屠らんと地を狂奔のままに歩んだ。
   帰る道も、生き方も、明るみへ出る事すら忘れ、濃霧の城にひっそりと息を潜め暮らしながら、少女は唯々己の疼きを抑えているのだ。
   〝穢れた血〟の宿命は、酷く歪んだ不老不死。
   死すら無ければ、生すら無し。
   そんな彼女に約束された未来は、神の齎す罪への贖いだけなのかもしれない――。
【性格】
   冷淡でありながら、トドメは刺さぬと言う甘い根性。
   それでありながら、時折全身を駆け巡る疼きに抗っている。
   言葉は淡麗に、それでいて端整に。
   違いなく、それでいて違和感無しに語られる己の有り方。
   死にたくない。
   だけど何度も死んでいる。
   泣きながら弓を番える姿に、何を感じろと言うのだろうか?
【台詞】
   『――こうなりたくはないだろう? 堕ちた果てにあるのは、カインハーストの家の呪いなのだ』
   『無粋な。これはまた随分と躾のなっていない獣だ。
      例え全ての羽根がもがれたとしても、それがカインハーストの生き様だからだ。
         だが私は想像する。最期はきっと、嗄れた声でさぞ無様に泣き叫ぶのだろうとな』
 

(無題)

 投稿者:尤も人類を愛した英霊  投稿日:2015年11月 8日(日)13時28分55秒
返信・引用 編集済
  <名前>
 赫錵 猖_Kuruu Akanie_
<性別>
 女
<年齢>
 不明
<身長,体重>
 166,50
<通り名>
 尤も人類を愛した者
<生業>
 尤も人類を愛した者
   〝半端な人間に生み出された存在もまた半端者〟。
   欠陥だらけの人間は、欠陥しかない人類をこよなく愛した。
   相手が化物であろうが、人の理から外れていようがその愛する心は止まない。
   いかなる状態、相手、場所であろうが、彼は十全の戦闘能力を発揮する事が出来る。
   いかんせん、十全の性能を発揮出来なければ、物怪や化物を相手取る事も出来ないのだから。
   それが人類を愛し、人類の間違いを証明し破滅へと導く救済者の在り方なのだ。
 罪咎の証
   それは罰。
   生きとし生ける物を全て殺めんとした、英霊の本質。
   一つの勢力に就かず、本能のままに身を戦場へと投じて来た傭兵の有様。
   しかし彼女は殺し過ぎたのだ。
   その命尽きるまで彼が殺めた数は、土地神を含め万を優に超える。
   天上の者は彼の横行を赦しはしなかった。が、所詮は天上人とは言え、人。
   彼はその者さえも殺め、十字架に貼り付けてしまったのだ。
   結果として上位の神の手によって罰として〝不老不死〟へ変えられてしまったが、彼はそれを丁度良いと捉えている。
   いかんせん、不老不死へなれば、更なる横行が可能になるからである。
   が、そんな彼女にかけられた罰はそれだけでなく、人っ子一人でも殺めるのなら、とある者へ許可を取らなければならなくなってしまったのだ。
   いわゆる、許可制の殺人権を彼女は否応なく取得してしまったのである。
   粉微塵にされようが、次元の狭間へ幽閉されようが、彼女に今や死の概念は今やない。
   〝死〟の有り得ぬ存在は、最早人ではない。
   同時に――それは死への冒涜を赦した天上の者の愚かさも露しているのかもしれない。
<異能>
 侵された者の証明
   〝All is fantasy〟――。
   ――〝Amen,Amen,Gospel,Amen〟。
   機械化された狂気は狂奔とし彼女の中で迸る。
   ノイズ、極めて壊れた機械のような雑音を響かせ、彼女はその身を猛りのままに委ねる。
   祈り方を忘れ、否定する事を憶えた機械の末路は、記録した記憶をその身に宿し、己が戦い方として振舞う事。
   忘却は進化の元である。だから機械は人を祈った。
   可能性を秘めた黒い鳥は、戦い続けた。
   不老不死を患う前の戦い方を、目にして来たありとあらゆる者達の戦い方を己が物とし焼き付ける。
   剣士、侍、傭兵、魔法使い、賢者、剣豪。ありとあらゆる者を屠って来た彼の腕は、愚かしさと恐怖を帯びていたのだ。
 求むるは陽の光
   〝Highway to down and out push it on, round and round〟――。
   ――〝Straying the way to the sun〟。
   戦場を歩む足取りは、酷く重いものだった。
   朝陽を見たいがために、だが血道を進む内に太陽への道が分からなくなってしまったのだ。
   反逆の、虐殺の思想家としての思考は、過去と現在の乖離で苦しむ者を救う英雄であった。
   朝陽を望むためなら、彼女はどんな物でも己が装具とする。
   無論、彼女の場合は己が望む品を己が倉庫から引っ張り出すのだが。
   彼女が今まで目にし、耳にし、手にしてきた装具の全てが彼の思想の倉庫に収まっている。
   装具の中身は己が意のままに引っ張り出す事が出来る。
 虚構に塗り固められた世界で恐れられた罪
   〝Oh,I'm scary.〟――。
   ――〝All is fantasy.〟。
   汚穢され、幻に覆われた蝕世の宙。
   企業の牛耳るアサルトセルに、人は未だに想いを抱く。
   停滞した臆病者は、虚ろな闇にその身を溶かした。
   恐怖を知っているから、臆病者であるからこそ、罪を背負った彼女は強者なのだ。
   〝尤も己に都合の良い世界を形成する〟。
   彼女が生じさせるのは、己の生業とする死屍累々とした廃墟。
   その場にその身を置くのであれば、彼女の戦闘能力は飛躍的に向上する。
   また、都合の良い世界へ塗り替えられているため、絶対的な勝利への権利は彼女へ与えられる。
   但し、その権利は必然的なものではないため、相手がイレギュラーでない限り絶対的なだけである。
   数万の命を屠り、数億の生命を糧に此処まで歩んで来た彼女の命は、酷く穢れ、それでいて重いのだ。
<装具>
 超過駆動振動直剣_VibroBlade_
   高周波振動発生機を剣身に搭載した装具。
   医療分野に使われる超音波振動メスよりも稼働率が高く、タングステン合金やチタン合金すら容易く両断する。
   細やかな機器から成る鞘に収められたひと振りで、鞘から抜き放たれると同時に振動が開始する。
   人の身なら、まるで豆腐を包丁かナイフで両断するかのように容易く斬る事が叶うだろう。
 対魔人専用人型特化大型狙撃銃_Rifle_
   過去、二十メートルに至る魔人の頭部を吹き飛ばした大型の狙撃銃。
   瞬間的な火力は大型マシンガンやガトリングに劣るが、その弾速や装填速度は極めて高い。
   ガンメタに塗られた一挺は、彼女の扱う装具の中で尤も多用される装具である。
   砲身内部にライフリングを持ち、弾頭に回転を与えながら発射する銃砲こそがライフルの本質だが、彼女の扱うこのライフルは滑膣砲に限りなく近い施条砲である。
   その弾速は15.2mmステアーAPFDS(狙撃銃)の1450m/sを容易く凌駕する2850m/sである。
   それを最大五発連続して放つ事ため、最新の注意を払うべきである。
 対魔人専用人型特化大型機関砲_Cannon_
   〝対魔人専用人型特化大型狙撃銃〟と同じゼネラル・コンスタンティン製の銃器で45mmガトリング砲。
   アメリカ空軍のA-10に搭載されるアヴェンジャーを上回る30mm弾を凌駕する高火力弾丸を高初速、高サイクルで掃射する。
   専用の台車が必要な程に大きいが、彼女はそれを優に振り回す程の筋力を有しているため、必要無し。
   直径6mに至る超大型の銃身に、1.9mに至るマガジン。ドラムマガジンで、最大1600発の弾丸が収められている。
   本来なら対戦車や上空航空機に対し放たれれば頷ける代物だが、それを彼女は当たり前のように人へと掃射する。
<概要>
   今から数百年前に現存した古き英雄。
   〝尤も人類を愛した英雄〟と言う通り名で知られる女性で、その通り名の通り、幾ら解体されようが犯されようが、彼女は人類を愛している。
   心の底の方から溢れる殺意や憎悪の全ては愛へと直結する。
   〝狂愛〟。それこそが過去の彼女に付けられていた通り名である。
   〝相手を完膚なきまで虐殺し、その上で全て奪い尽くす事こそが、彼女の愛なのだ〟。
   強い男を尽く好み、情けなかったり、正義の味方だったりを心底反吐が出る程に嫌っている。
   無論、それを表に出す事は無し。
   〝自殺衝動〟に駆られる事が多々あり、相手の前で唐突に頭を銃で吹き飛ばす事もある。
   ベラボーに悠長に、悠然な立ち振る舞い。飄然としているが、その本質は〝気狂い〟だ。
   正にキチガイの極み。それが彼女の本質である。
   唯一彼女が言う事を聞くのは、たった一人の財閥の長男のみである。
<台詞>
   『違え疑え、知らぬ間に、空蝉可楽可楽と、嗤う声は、狂喜と凶喜に満ちていた。』
   『ジタバタしないで頂戴、犬の癖に』

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(無題)

 投稿者:烏羽の狩人  投稿日:2015年10月17日(土)17時24分41秒
返信・引用
  <名前>
 大城 九一楼_Kyuichiro Ohjyo_
<性別>
 不詳
<年齢>
 不詳
<身長,体重>
 180,61
<通り名>
 初代の狩人
<生業>
 獣狩りの流血鴉
   明確な存在ではない。
   寧ろ、蜃気楼のように朧気で、薄らぼんやりとした幻影。
   しかしながら確固たる狩人として満月の夜のみに市街地に姿を現す。
   穢れた女王とハーストの血族の間に産まれた忌み子。
   その天性の狩人の腕は、この世に現存する獣の全てを狩り尽くす事が懸念された程。
   穢れた女王の血を引いている事から〝不老不死の病〟を患っている。
   だがそれは彼にとっては丁度良い事で、不老不死であるのなら、狩人だろうが魔獣だろうがなんであろうが狩れるのだ。
   狂奔に身を委ね、狂騒のままに剣を閃かせる姿は酷く病的な程で、それでありながら見惚れるものだった。
   異端や異常、物怪と人の理から外れている限り、彼の戦闘能力は自然と飛躍する。
 患うは不老不死の呪い
   15歳の時にこの病を患った。
   その後、彼は自分がどれだけ不死身なのか試し始めた。
   腕を切断し、両足を千切り、上半身を両断し、首を刎ねた。
   斬殺銃殺刺殺薬殺毒殺絞殺焼殺と、なんであれ殺され方を試し、そのいずれにせよ蘇る己に哄笑した。
   そして狂笑の果てに彼は己が獲物を閃かせながら舞う、死を恐れぬ死神として降り立ったのだ。
   粉微塵にされようが次元の果てに幽閉されようが、彼に死と言う概念は存在しない。
<異能>
 秘儀
   古い古い狩人達が使った業の結晶。
   夢に依って遺志を引き継ぐ、狩人に相応しい業とも言える。
   彼の業は初期の狩人独自の業であり〝加速〟。
   一瞬、彼の姿が掻き消えると共に対峙する者の懐や死角へその身を移動させる。
   正に一瞬。
   殆ど瞬間移動に近い速度での移動を可能とするのが、この秘儀である。
 忌儀
   背教者の手で生み出された禁忌の業の結晶。
   忌まわしい不死の獣、その力を借りた触媒を行使する事で発動する。
   神だろうが悪魔だろうが、王だろうがなんであろうがこの触媒を翳した瞬間に巻き上がる圧は、全てを吹き飛ばす。
   劈くその悲鳴は、しかし使用者が迸らせているものではない。
   触媒に、一体何が潜んでいるのだろうか。
 聖儀
   医療教会の上層、聖歌隊の秘儀の結晶。
   かつて医療教会は、精霊を媒介に高次元暗黒へ接触し、遥か彼方の星界へ交信を試み、しかし全てが徒労に終わった。
   すなわちこれは失敗作だが、儀式は星の小爆発を伴い、聖歌隊の特別な力となった。
   まこと成功は失敗の母である。
   腕を振り翳し、思い切り振り払うと同時、対象へホーミングする光の弾が放たれる。
   総計して24発分が照射されると同時に、拡散し、対象を虚空を切り裂きながら高速で飛翔する。
<装具>
 弔いの刃
   彼が愛用する装具の一つ。
   全ての装具の原点となるマスターピースであり、その刃には星界に由来する稀少な隕鉄が用いられている。
   基本的には大ぶりな鎌の造形をしているが、柄本から分離する事でひと振りの鎌剣と槍へ変貌する。
   柄の内側は空洞で、槍の矛先を隠すような鋳造がされているが、その強固さはダイヤすら凌駕する。
   〝ひと振りにふた振りを内蔵する装具〟と言う点では、その工房装具の原点とも呼べる。
   彼は狩りを、弔いになぞらえた。
   せめて安らかに眠り、二度と辛い悪夢に目覚めぬように――。
 茨冠を嵌めた王の銃
   彼が独自に改良した、特殊な長銃。
   水銀の弾丸を用いる事は基本的な工房の銃と変わらないが、彼のこれは、より質を重視した傾向にある。
   横向きに構えて単発で撃つ。素直な単発銃として扱い易いが、同時にその全長からどちらかと言えば鈍器と彼は語る。
   銃の持ち手に茨冠の紋章が刻まれており、それに触れる事で真の力を覚醒する。
   それは銃内部で血と水銀を収束した特殊弾頭を作成。
   それを自発的に装填し、彼の引き金にかけられた指を揺れると同時に放たれる。
   放たれる銀血弾は、直撃した対象に掠るだけで目眩や感覚の麻痺を訪れさせる毒を帯びている。
 オストロ火炎瓶
   形状は筒状の柄の先に燃料が詰まった陶磁器製の容器が装着されたもの。
   燃料はガソリンにベンジン、硫黄の他、高オクタン燃料やピクリン酸、硫酸の混合液が内蔵されている。
   単にガソリンを詰め布切れで蓋をしただけの臨時製作型の火炎瓶よりも凶悪でありながら、彼はこれを平然と投擲して来るため、細心の注意が必要である。
 スローイングナイフ
   刃渡り15cmの投擲専用の短剣。
   腰のベルトに総計10本をはめ込んでおり、牽制程度だと火炎瓶と同時に投擲する。
<概要>
   血に酔いしれ、あるいは様々な原因で理性を失った狩人を主に屠る、狩人狩りを主な生業とする。
   勿論、その元は獣狩りだが、今や不老不死の身。
   狩れるのなら、人だろうが獣だろうが狩り尽くす。
   狂奔に身を委ね、狂騒に笑いながら刃を閃かせる。
   一人で今や千を超える獣や狩人を屠った大罪人。
   だが同時にその付けているペストマスクの裏には、最早見えぬ目と声の掠れる淡い唇が艶めく。
   一応括りでは〝男〟だろうが、その喋り方や振る舞いは女性のものだ。
   数千と生きる内に己の性が薄れ、唯狩るだけのモノと成り果ててしまったのだろう。
   基本的に飄然とした人物で、愛飲するのは無糖の珈琲。
   笑う事が余りなく、相手が敵だと確約した時点で本気に殺しにかかる。
<台詞>
 『狩人は皆、狩りに酔う。
   俺も、アンタも、変わりゃしない。
     遍く狩人の死に、悪夢の終わりを――』
 

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